暖かくなってきたと言うより急に暑くなってきた連休。
大学4年の時、歴史意匠の研究室にいたという事もあり一時期、現代建築より寺社や茶室に
怒濤のごとくはまった時があり、その時に見た大徳寺の真珠庵の特別公開があると知り、
そうだ、京都へ行こう。となった5月4日。
行った先は大徳寺真珠庵→大徳寺玉林院→上賀茂神社→京都造形大学至誠館→とらや→三ノ宮
一日でよくぞ歩いたと自分を褒めてやりたい。しかもラストは神戸。
そんな備忘録。
大徳寺真珠庵
約10年ぶりぐらいに見ると空間づくりの経験値がまた新たな気持ちにさしてくれた。
職業柄、よく建築を見に行くのだが2度、3度は行くべきだなと気づく。
ちなみに丹下健三氏設計の東京カテドラルは東京に行く度に訪れるので10回はいってるかも。

真珠庵内にある茶室庭玉軒、ここの内露地が日本建築の中で最高の要素をもっていると思う。
普通、利休以後の草庵茶室は露地から直接にじり口を通って席入りするのだが、ここはくぐり戸になっていて、いったん内坪に入れさせるプランになっている。これは作者が寒い地方の出身で外で身支度するよりも一旦、中へ入って身支度させる為にこのようなプランにしたという経緯があると言われている。しかし、これがあの外でもなく、かといって内でもない、一種独特な緩衝空間を生み出したのが素晴らしい。
適度に光が絞られており、あの雰囲気というのは他の建築のどこにも共通するものが見当たらない。何とも形容しがたい、精神性の高い空間になっていると私は思う。
写真撮影禁止なのでスケッチをかいていたが連休という事もあり他の観光客の邪魔だったと思う。
その節はどこぞの誰か、ごめんなさい。

次は玉林院といきたいところですが、それはまた今度。
話はうって変わってもう展示が終わったかもしれませんが
私の感性をくすぐるブランドundercoverのデザイナー高橋盾氏のアートワークでもあるgraceが初大阪上陸している。私は東京や名古屋で見た事あるのだが、まじかであんなに見れたのはかなりよかった。ぬいぐるみの断片を数多く使った立体作品なのだがかなり凝っていておもしろかった。
どこかヤン・シュヴァンクマイエルの世界観にも似た独特の高橋盾氏の世界観が表現されていた。
洋服のデザイナーがアートワークで様々な発信を以前からしているのは私にとっても刺激的で魅了されてしまう。
ご興味のある方は阪急メンズ館2F、QUADROPHENIAまでどうぞ。
(展示終了していたらごめんなさい。)
設計 角南